終わらない夢を

あなたならきっと描ける

聡マリという世界一のシンメ

まさか聡マリがお兄ちゃんズと並んでサマパラをする日がやってくるなんて、去年からしたら誰も想像出来なかったのではないでしょうか。

私はFC会員ではないので残念ながら参戦の予定はありませんが(どうにかならないものかと思ってるところですが笑)おめでとうの気持ちと、先週のQrzoneの2人に愛おしさが爆発したので記事を書きます。

 

いつもは聡マリに対してかわいい!尊い!好き!!以外の語彙を失いがちな私ですがそのありがたさはどこからやってくるのか紐解こうと思います。あなたの聡マリはどこから?

 

以下は完全なる個人の主観で好き勝手書くことを宣言しておきます。筆者はセクゾの現場には赴いたことがないため、何を勝手なことをと感じさせる部分もあるのではないかと思いますので、読んでくださる場合は寛容な心をお持ちください。ただただ、聡マリちゃんのことは世界で一番優しくてきらきら尊くて甘酸っぱくて、そして強いシンメで最高であるという一心で綴ります。

 

 

 

聡くんとマリちゃんの何が最高かって、互いに紙一重の憧れと嫉妬の感情を抱いているということ。そしてこの感情は思春期特有の繊細で壊れやすく見え、実はとっても強いシルクのような相手を思いやる愛情で優しく包まれているということ。

 

2人はデビューしてからずっとセットとして扱われて、もはや運命共同体。

片や静岡育ちの素朴さのある男の子らしい男の子。片やドイツ育ち、アイドルを目指して遥々日本へやってきたハーフの男の子。全く違う2人は、本人たちもわけの分からぬままグループとしてデビューするという同じ境遇に置かれます。

 

同じ境遇でありつつも、そこは全く違う2人。マリちゃんはハーフというもの珍しさで注目を集め、早々にドラマ出演。世間の認知度が上がるのも早かったのではないでしょうか。

まず聡くんは少なからずこの差にコンプレックスがあったのではと思います。

加えて血統が炸裂してあっという間に背丈が伸びていくマリちゃんと体格差も出てくる。発達はゆっくりめな日本の男の子の聡くんは気付けば年下のマリちゃんを見上げるようになります。

 

その一方でマリちゃんも、仕事が増え急成長することに伴う悩みがたくさんあったはず。

まず何より言葉の壁。自分の思う感情を日本語で上手く表現できなくてもどかしかった、ということはよく述べていますね。隣の聡ちゃんが羨ましいこともあったでしょう。

そして急成長のためにずっと長くなった手足をダンスで扱うことの難しさ。声変わりで思うように出てくれない声。

この子はいつも自身のキャパシティ以上の仕事を周りの大人に期待されていたように感じます。

 

それでもこの子たちの強みは、その嫉妬とも憧れとも取り得る相手へのコンプレックスを、自分を高めるための、ステップアップのための原動力と出来たこと。

聡くんはコンパクトでキレのある、小柄な人特有のダンスにどんどん磨きをかけ、笑顔、カメラへの映り方、アイドルとしての振る舞いを研究して見違えるほど成長します。

マリちゃんも語学学習を怠らず、舞台経験などで自分の表現の仕方をたくさん学んで常に向上心を持って励み続けました。

 

コンプレックスに心を腐らせることは簡単なことだけれど、それを昇華していくことがどれだけ難しいことか。

決して安定した場に置かれなかったこの子たちは、その心の不安は一切表に出さずにいつも笑顔でいました。

いつ事務所を辞めてしまってもおかしくなかった。思春期という難しい時期に過酷な立場に置かれた当時の2人は、脆くていつか壊れてしまうのでは、と心配だった。
それでもアイドルを全うする姿勢を崩さない姿に、その眩しい一刹那に、脆いかもしれないけどもたくましくて美しい、これもまた思春期特有のきらびやかさがあって、プロ意識の高さに感服するしかありませんでした。
それが出来たのもお互いがいたからこそ。
露骨に支え合うわけでなくともこの2人は精神の深いところで寄り添い合って同じ星の下できらきら輝いているのだと思います。
お互いの努力も葛藤もかけがえのない思い出もきっと一番近くで見て、共有している。

 

マリちゃんの聡くんへ120%全力で甘える姿と、マリちゃんを広い心で受け止め甘やかす聡くんと。ふんわり仕上がった天然な2人のパステルカラーみたいな可愛い世界は、内側まで見るとしっとり青い、1度だって同じ形を作らない万華鏡のようにキラキラ輝いているのだと思います。

 

 

サマパラではどんな鮮やかな2人の世界を見せてくれるのでしょうか。